ウクレレのビビリ音解消の一例

今回は自作したウクレレ(はこレレ)に発生したビビリを解消した、

その手順を紹介します

 

ビビリとは?

自作に限らずウクレレには(ギターにも)ビビリ音が発生する可能性があります

その原因は一つではありませんが比較的多いのはフレットとネックです

 

弦とフレットの間にはほんのわずかな隙間しかありませんので、

フレットの頭の位置はすべてキッチリ真っ平らである必要があります

 

しかし何らかの原因でフレットが浮いたり、ネックがゆがんだりすると、

その部分に弦が触って濁った音が出る これがビレとかビビリという現象なのです

またその濁った音のことをビレ音、ビビり音といってるわけです

  

今回のビビりの原因は買ったネック材がわずかに反っていたことでした

それを確認せず、指板を貼り、組み立ててしまったのです

当然ですが後からではネックの修正はできません

 

そこで今回は次の手順でビビリを治すことに挑戦しました

・フレットをはずす

・指板の面が真っ平らになるまで紙やすりで削る

・フレットを新たに打込む

・フレットの頭の位置が真っ平らになるよう紙やすりで微調整する

・フレットの削れて平らになった部分を再度円形に整形する

 

実際の動画を作りましたので、こちらも参考にしてみてください


自作ウクレレのビビり音を解消する~ukulele DIY~

 

動画の中でフレットの整形に使っていたやすりはこれです。